ポケモンスナップとそれ以外のことを書くブログ

ポケモンスナップとそれ以外のことを書きます。それ以外のことは買ってよかった物など。

64ポケモンスナップの採点項目に関する解説

<注意事項>
・写真は全て64版の物です。
WiiWiiUの各ハードによって大きさ点がぶれるため、この記事に記載している大きさ点についての説明は基本的に64版の物と考えてください。
・これらの説明はプログラム解析して裏取りされたものではなく、研究や経験則によって推論されたものですが、有識者の間で恐らく正しいという認識共有がされているものです。


64のポケモンスナップの採点項目は以下の通り5つ存在する。
これらの採点について解説していく。

 

<主役判定>

 基本的には撮影時にしゅやくセンサーが当たっていた個体が主役になるが、その付近にいたポケモンが主役判定されるケースもあることから、主役になるポケモンは「写真に写っているフレームの2コマ(描画2F操作4F)前にしゅやくセンサーが当たっていたポケモン」という説がある。
 撮影時にポケモンの名前が表示されない場合では、おおよそ中央にいるポケモンが主役となるが、期待しすぎてはいけない。



 撮影時に名前が表示されたからと言って、そのポケモンが主役として判定されるとは限らない。

 

スペシャル>

 特定のポケモンの特定の状態にのみ発生する採点項目。
 上記画像の「ブーバーのけんか」などが該当する。
 ハイスコアアタックにおいてはスペシャル点が存在するポケモンについてはこの状態を狙うしかないため、あまり意識しなくていい。

<おおきさ>

 主役ポケモンの大きさに対しての採点項目。上限は1000点。WiiWiiU版では64より低くされがち。
 大きく(=近く)写すほど点数が高くなるが、以下によって減点される。
 ・写真からはみ出る。
 ・他のポケモンに体の一部が隠される。
 ・物体に体の一部が隠される。

 基本的にはみ出すと減点されるものの、ギャロップとファイヤーの炎は一部はみ出しても影響はない。他のポケモンに関しても1ドットでも欠けると絶対に満点が取れないというわけではないが気を付けたいところ。

 2枚の写真の内、体が隠されていない状態での大きさが、体が隠された状態での大きさと同程度の場合では前者の方が大きさ点が高く採点される。つまり、少し小さく写ることになったとしても体が隠れていない写真の方が良い。

 自分が出した技(かえんほうしゃ等)や自分自身の部位によって体が隠れる分には減点されない。

 ポケモンの体が地面に埋まることによって減点されるケースもあるとみられる。以下の大きさ990点のニャースは1000点を取れる大きさに見えるものの、足が地面に埋まっているため減点されて990点になったと思われる。


画像提供:黒歌鳥 さん(@feketerigo6)


 経験則として、ポケモンによって満点に達するために必要な大きさが異なるため、特に体の大きなポケモンの場合はギリギリまで大きく写そうとしなくてもいい。むしろマルマインは大きすぎると満点が取れないことがある(地面にめり込んだ構図になる?)

このメタモンは写真の1/4程度しか占めていないにも関わらず、大きさが990も出ている


 写真選択時に同じような複数の写真で迷った時は、より近い距離で撮影した写真を提出すると良い(近づきながら撮影した場合は後から撮影した物を選択する)。

 リバーやどうくつのようにゼロワン号が上下するコースでは、上下の周期を調整することでより大きく撮影することができる。

 ただ大きく撮るのではなく、特定の構図で大きさ点が上がるポケモンがいる(カビゴンギャラドス)。ただし、単に特定構図が一番体を隠さずに撮影できる構図のために大きさ点が上がっているだけかもしれない。 

  四隅に写すほど大きく採点される傾向にある(スクエアヘッド理論)。


 ロースコアアタックの観点では、同じ程度の面積が写っていたとして全体が写っているより体が隠れている面積が大きい写真の方が点数が低く採点される。

 

<ポーズ>

 実際にどういうポーズをとっているかではなく、向き、または笛やリンゴなどでポケモンに働きかけることで始めるアクションのどちらかを基準として行われる採点項目。同じ向きやアクション(食事中など)でもポケモンによって付与される点数が異なる。

 ポーズ点の採点対象となるアクション中には向きよりもアクションによる採点が優先される。

 向き基準の採点では正面、または正面か横向きが最高得点の1000点となる。横向きでも1000点になるかはポケモンによって異なる(後述)。ポケモンがプレイヤーと向かい合ってさえいれば、下から写す角度となっても正面と同じ扱いになる。

 アクション基準の採点では、Newポケモンスナップのような厳密な段階採点ではなく、アクションの開始と終わりの間ならばどの時点でも同じ点数となる。
 例えばフシギダネの喜びポーズの場合、フシギダネがリンゴにたどり着いて匂いを嗅ぎ始めてから2回のジャンプ後に鳴き終わるまでの間が喜びポーズとして判定される。

 アクション基準の採点では向きが考慮されないため、後ろを向いていても喜んでさえいればそのポケモンの最高点が貰えるということが起こり、撮影が楽になる。

 向きによるポーズ点がアクションによるポーズ点を上回るポケモンは以下の通り。これらのポケモンにはコイルを除いてアクション基準のポーズ点が用意されていない。
トランセル
バタフリー(横可?)
コクーン
ピカチュウ(空飛ぶピカチュウ)
ズバット
ウツドン(横可)
イシツブテ
・コイル
レアコイル
シェルダー
パルシェン(横可)
・ゴースト
ヒトデマン
・スターミー
ラプラス

<テクニック>

 OKかNGかの2択で、OKならこれより上の採点項目が2倍される。
 写真の中央に写っていればOKだが、きっちり中央ではなくてもだいたい中央に位置していればOK。
 しかし、中心に写っているように見えてもNGな場合もある。
 この写真はテクニックOK。


<なかま>

 同じ種類のポケモンが写っていた際に発生する採点項目。
 加点方式については「仲間のポケモンの大きさ点(そのポケモンが仮に主役だった場合の大きさ点)」がなかま点として加点されると考えられているため、1匹当たりの上限は1000点と思われる。向きやポーズは考慮されない。

 未解明な要素が多く、写真に写っていなくても加点されるケースが確認されている (2022/06/22時点ではマルマインニャースとコイルのみ確認)。

【ポケモンスナップ】見えない仲間マルマイン【Invisible Electrode】 - YouTube




 同様に未解明なものに関して、0点の場合切り捨てられるはずのなかま点がなぜか表示されているケースがある。下記の記事で原因について考察している。


 類似事案として、本来ならなかま点が表示されるエリアが空欄になって表示されたケースもある(画像左が空欄のケース。右が通常通りの表示)。
 おそらく左の画像の「こんかい」の写真を保存すると上の画像のコイルと同じ状態になるのではないかと推察している。

画像提供:るにょん さん(@hkurumim)