aI(aKaFuKu Intelligence)による要約
・性接触なしで肛門に性病を発症した
・治療薬が体質に合わず長期間苦しんだ
・治療には手術がオススメ
・男女ともに子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を打った方がいい
(一度発症するとそのウイルスの型はワクチンで防げないので早めに)
本編
今年の春から夏頃に私が熱を出しまくってるポストを見ていた人もいるかと思いますが、その原因がこれの治療でした。
病名を尖圭コンジローマと言いイボができる病気です。
メンヘラカメラロールワロタ pic.twitter.com/i4je3VuIIy
— aKaFuKu (@hidamare) 2025年7月9日
尖圭コンジローマ自体で発熱していたわけではなく、その治療に用いていたベセルナクリームという塗り薬の副作用で発熱していました。
この薬で発熱することは稀らしく、処方医に言っても最初は信じてもらえないほどでした。
発熱しても37度台までではあるものの、平熱が35度なこともあり37度未満でも苦しかったです。
2日に1回の使用でしたが、使用しなかった日でも倦怠感などは残ることが多く、つらい闘病生活となりました。
感染の心当たり
ありません
性器にも感染するものの、今回の感染部位は肛門のため、肛門に対する接触により感染するはずなのですが、人による肛門への接触は自己を含めて数年前に医者に行われたことしかありません。
正確な発症時期は不明なものの、病院での診察による接触だったため、当然感染症への対策は行っているでしょうし、ここで感染した可能性はないと考えていいでしょう。
尻に物入れられるの痛すぎるだろ!
— aKaFuKu (@hidamare) 2022年5月28日
そうなると疑わしいのは公衆浴場の椅子やウォシュレットを経由しての感染経路。
医学的な公式見解としては認められてないような雰囲気ですが、医師の経験上レアケースではあるものの存在するようなことを記した記事はいくつかありました。
ちょうど潜伏期間中とそれらの使用時期が一致していたため、ここから感染したようです。
なお、潜伏期間は長くて数週間〜8ヶ月*1と長いため、基本的には感染経路は特定できないそうです。
薬物治療時の話
尖圭コンジローマの治療方法は切除手術・液体窒素塗布・塗り薬(ベセルナクリーム)があります。
手術できる場所は少なく、かかりつけの医院でも行っていなかったため、薬物治療を行うことになりました。
ベセルナクリームの使用で大変だった点は
・患部が肛門のため塗りづらい
・副作用で肌が荒れやすいため、排便時に下痢のような痛みが毎回発生する
・塗布の翌朝に石鹸で洗い流す必要がある
・薬は25度以下で保存する必要があるため、夏場の旅行が不可
・使用翌日は発熱する。翌々日も全快しない(1日おきに使用)
・連続使用可能な最長期間の4ヵ月使用しても完治率が6割程度*2(4か月間苦しんでも)
・再発率が3割程度*3
これらの負担があまりにも大きかったため、途中で手術ができる医院を探すことにしました。
ちなみに液体窒素治療の場合は週一で良いものの1回2000円と高額。長期間毎週通院が必要な上に激痛を伴うし、完治率もベセルナクリームと同等とのことだったためやめた。*4
手術への方針転換
手術可能な医院を探すのは非常に大変でした。
まず性病科・肛門科・皮膚科の医院をGoogleマップなどで調べた後に片っ端からホームページを見て手術を行っているかを確認しなければなりません。
運良く手術を行っている医院を見つけても、性病のために匿名治療のニーズが高いようで保険診療が利かないというところが多いのです。
また、手術後もベセルナクリームを併用するところも多かったです。
昔とある走者が配信で「歌舞伎町の性病科は腕がいい」と言っていたのを覚えていたため、新宿駅~歌舞伎町周辺で探し回りましたが、医院は大量に見つかったものの
・ベセルナクリームを使わない
・保険診療が可能
上記のたった2条件を満たす病院がほぼありませんでした。
ちなみに保険を使わない場合2万くらいします。
やっと見つけた手術対応医院でも、患部が小さすぎて手術はできないと言われたこともありました(説明も無しに即液体窒素を塗布しようとしてきてビビった*5)。
疲れ果てた末に、近所の手術非対応の医院に行くことにしました。
信じられないほどクチコミが高かったことと、手術はできなくても対応医院を紹介してもらえると思ったためです。
結果、当たりでした。
保険診療が利く病院を紹介してもらえました。
そして病院へ
ネットで調べた時には手術の種類は電気メスやレーザーがあると書いてありましたが、普通のはさみで切られました。そんな簡単にできるんかい!
痛みとしては3回麻酔を刺された時がピークで、いざイボを切られる時は一瞬の微痛しか感じませんでした。
術後は痔を防ぐためのボラギノールっぽいやつを処方してもらい、流血対策に勧められた生理用ナプキンを買いました。排便時に出ていた血は3日くらいで止まりました。
そして再発しやすい病気ということで術後3か月が経った今でも病院に尻を見せに行く生活を続けています。1年くらい続くらしい。
免疫が弱った時に発症する病気ということで、しばらくは免疫には気を付けたいと思っています。
手術費用は覚えていませんが、1万円以下だったような?
県民共済の毎月2000円課金プランで費用を賄えました。コスパ最強でおすすめ。
最後に~広めたい知見~
男女とも子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を打て
子宮頸がんと尖圭コンジローマ以外にも他の癌なども防げる確率が上がります。
しかし、一度発症したらもうその型のHPVウイルスには無意味になるので早めに打つことをお勧めします。
一度性交を経験した女性は大体がHPVウイルス保有しているため、未経験の内に打つことが推奨されるらしいですが、今保有していないウイルスに対しては有効なので多分打った方がいいです(詳しくはお医者さんに)。
ワクチンは何種類かありますが、一番カバー範囲が広いのはシルガード9で、価格相場は3万弱、それを2~3回。
HPVワクチンは一時は健康被害があるということで国が接種を非推奨していたものの、もうそれは昔のことのようで再び若い女性を対象に無料接種の動きが進んでいます。
他国では女性だけでなく男性にも無料接種している国も多いようですが、国内では口では男性への接種も推奨しているものの補助は無い上に、シルガード9についても今夏にやっと男性への接種も認められるようになったばかりと対応に遅れが見られます。
体の異変は薬を疑う
体の調子が悪いと感じたら、最近服用を始めた薬を疑いましょう。
私は今まで薬の副作用とは無縁だったため、ベセルナクリームが発熱の原因だと気づくまでに1か月以上かかりました。
副作用が出る場合は手術を検討
手術はお金がかかりますが、長い目で見ると投薬治療より安く済むことがあります。
それに確実に治るメリットもあります。
病院探しの困難により遅れましたが、手術の道をもっと早く選べればよかったと思っています。
皮膚科より肛門科が良い
他の闘病ブログで書かれていたことの受け売りですが、肛門内にも尖圭コンジローマができていることがあるため、肛門の尖圭コンジローマについては皮膚科より肛門科を受診する方が良いらしいです。
トイレとウォシュレットの時間
術後1週間は着座トイレを2分以内に済ませるように指示されました。
座っている間は肛門に負担がかかるんだそうです。
ウォシュレットは10秒以上当てると肌を痛めるとのことで短時間を心がけましょう。
血液検査で発覚しない性病もある
役所などでは無料で血液検査による性病検査を実施していますが、尖圭コンジローマのように血液検査では発覚しないものもあるため万能視しないよう注意。
ちなみに尖圭コンジローマは性病ということで、他の性病についても念のため血液検査が実施されました(全て陰性でした)。
病院で行う検査は数千円ですが、役所など公的機関では無料で匿名の検査をしてもらえるため、新たなパートナーとの性的接触があった時から3か月後*6に検査してみましょう。
キスや授乳でも感染可能性があるそうです。
以上。
肛門の尖圭コンジローマの闘病記があまり無く、情報収集に苦慮したため、私の体験が今後の患者の助けになればと思い、ここに記します。
デリケートな内容ですが、何か知りたいことがありましたら気軽に聞いていただいて結構です。記事へのコメントよりXやTwitchの方が気づきやすいです。
*1:3ヶ月と書いているサイトもある。この病気については潜伏期間に限らず、医師やサイトによって意見が異なるが多かった
*2:かかりつけ医曰く
*3:かかりつけ医曰く
*4:完治率については医療知識について疑義が残る医者の言うことだったため真偽は不明
*5:人生トップクラスのヤブ医者感。液体窒素はベセルナクリームの最終使用から2週間経過してないと使えない(薬で肌が荒れているため)と医者が認識していたにも関わらず、ベセルナクリームでの治療を継続中と伝えている患者に激痛も伴う即液体窒素を塗布しようとしたり、ベセルナクリームの連続使用可能期間を生涯使用可能期間薬と誤解していた。他にも不安な点多数
*6:3ヶ月未満の検査が可能なところもありますが、信頼性が下がるため3ヶ月経過後が推奨されています。なお、献血では6ヶ月空けるルールになっています









